A先生・E先生 先生インタビュー
E先生:私は東川口鳩笛保育園のホームページを見て、園舎がとても可愛いなと思って興味を持ったのがきっかけです。実際にこちらに見学に来てみたら保育者がとても良い雰囲気で働いているのと、ベテランの先生方と若手の先生の間に壁がなくすごく働きやすそうな環境だなと思ってここで働いてみたいなと思いました。
A先生:私は大学4年生の時、最後の実習でこちらに来させていただいたのですが、ここに来るまでの間に幼稚園や別の保育園も経験していた中で、一番園の雰囲気が良くて、先生方の実習生への挨拶や指導がとても丁寧だったことが自分の中でとても好印象でした。実習後に園長先生から直接お声掛けいただき、こちらの園に就職を決めたという経緯があります。
E先生:保育園は幼稚園と違って0歳児からいるので、その子達の成長段階を見られるのがとてもよいなと思っています。年度で担任は変わりますが、前に関わっていた子どもたちとたまに関わったりすると、成長が身近に感じられるので、「あのときできなかったことができるようになったんだ」と、感動が味わえるのが魅力かなと思います。
A先生:自分が担任として関わったことのない子どもでも、朝や夕方の時間に遊んだり保育に入ったりする機会もあって、その中でできなかったことができるようになっていたり、身長が伸びていたりですとか、小さな変化でも身近に感じられることにやりがいを感じます。今私は5年目で5歳児の担任をしているのですが、5年前に赤ちゃんだった子どもたちが5歳になった今、初めて担任として関われているのが感慨深いです。ひよこ組(0・1歳児)の部屋でハイハイしていた赤ちゃんだった子が、今は鉄棒や跳び箱をしていてすごく成長しているなと身近で感じることができ、それが保育園のよいところだなと感じます。
E先生:自分が聞いてわかるだろうなという説明をしようと心掛けています。子どもたちの前に立って子どもたちをまとめなければならない状況で、後輩が困っているなと感じることもあるのですが、なるべくすぐにアドバイスをするのではなくて、ちょっと様子を見ながらフォローしつつ手助けをしたりとか、保育が終わったあととか空き時間に、「こうしたらもっと良くなるね」と言った感じでアドバイスをしたりするようにしています。
A先生:私も同じですが、まずは後輩の考えや行動を見守りながら、休憩時間や空き時間などに「今日の保育どうだった?」とこちらから投げかけて、後輩が困っていることを挙げてもらって、それに対して答える形をとっています。あとは後輩が困ったときに頼ってもらえるように、声を掛けやすい存在でありたいなと思っています。困っているのに「あの先生忙しそうだから相談しにくい……」というような雰囲気を出してしまうのはよくないなと思うので、なるべく壁を作らず相談しやすい雰囲気でいられるようにしています。後輩はあまり先輩に積極的にいけない場合もあると思うので、後輩が打ち解けられるように、私の方から時には保育からかけ離れたプライベートな質問をしてみることもあります。その関係性が保育に生きたらいいなと常日頃思っています。
A先生:人間関係は良好だと感じています。
E先生:そうですね。壁も感じず、相談しやすい環境だなと思います。
A先生:はい。まだまだあります。とても助けていただいています。
E先生:たくさんあります。最近でいうと、昨年度は1歳児で、今年度は0歳児の担任をしているのですが、意思疎通ができなかった子たちが月日が経つにつれて意思疎通できるようになるというのはとても嬉しくて、特に自分の名前を呼んでくれたときは「やったぁ!」となります(笑)。曖昧でもいいからそれだけでも嬉しいし、朝の会や帰りの会もじっと見ているだけだったのが一緒に参加できるようになったとかそういう小さな変化がとても嬉しいなというのがここ最近のエピソードですね。
E先生:そうですね。もちろん幼児さんには幼児さんの魅力があって、鳩笛オリンピック(運動会)やお楽しみ会(発表会)の練習を一緒に頑張ってきたからこそ達成感を得る感動がありますね。
A先生:私はピンポイントになるのですが、2年前に4歳児の担任をさせていただいた時のことです。私が学生時代に経験した大掛かりな造形遊びを実践させていただいたことがあったんですね。準備や片付けなど本当に大掛かりだったのですが、子どもたちもとても楽しんでくれました。園長先生や主任の先生をはじめ、多くの先生の助けを必要としてしまったのですが、なかなかお家でもできないような経験を子どもたちと楽しめたことが印象に残っています。
A先生:そうですね。授業でやったことですね。自分がやってとても楽しかったので、子どもたちにも共有したいなと思ってやってみたらすごく盛り上がったので思い出に残っていますね。
A先生:例えば行事の前などは家で衣装を作ることもあるのですが、残業した分は申請するように言ってくださっているので残業代はきちんといただいています。非常勤の先生方がたくさんいらっしゃるので有給も取りやすいです。自分が休みの日には事前にどなたに入っていただくかを確認して、代わりに入ってくださる先生に「明日はこの活動なのでよろしくお願いします」とお伝えして休みをいただいています。
E先生:同じく有給は取りやすいです。行事の前はどうしても残業が増えるのですが、申請できるので残業代はいただいています。
E先生:主任の先生に書類が終わっていないことを相談して、非常勤の先生方に保育に入っていただいて、勤務時間内に書類作成の時間を作っていただくこともあります。
A先生:1週間ごとに作るのですが、毎週火曜日に各担任が集まって、活動内容や散歩の行き先などがかぶらないように話し合いながら決めていきます。
A先生:iPadで作成しているのですが、主任の先生やアドバイザーの先生が見て後日コメントで入れてくださいます。
A先生:休憩はしっかり45分取らせていただいています。
E先生:休憩はしっかり45分取らせていただいています。
A先生:ピアノが弾けないから保育士になれないということはないと思います。私は高校生になって初めてピアノ教室に通ったので正直ピアノは苦手で、しかもあがり症でピアノを弾くときに手が震えてしまうほどなので、本音を言ってしまうとやりたくないくらいなのですが(笑)、このお仕事をやっている以上は弾けるようになりたいという気持ちもあるので、行事でピアノを弾く機会があったら自分から立候補したりします。経験を重ねて自分に自信をつけていきたいなと思って、今でもスキルアップを頑張っているところです。
E先生:私は高校3年生のときにピアノ教室に通い始めて短大でもピアノをやって、でもまだ苦手で……という状態だったのですが、東川口鳩笛保育園にはピアノ先生がいらっしゃるので、その先生に習ったり弾きやすいように指の順番を変えてもらったり楽譜を少し簡単にアレンジしてもらったりもできるので、「弾けないからやめた」とはならないですね。
A先生:私は幼稚園の頃からなりたいと思っていました。幼稚園の卒園アルバムにも書いてありました。
E先生:私は小学生ですね。
E先生:私もとても緊張していました。初めはわけがわからなくなってしまって、「何やってるんだろう?」と思ったこともありました(笑)1年目は必死過ぎて、何をやっていたのか思い出せないくらいですね。
E先生:そうですね。子どもたちが静かだったら盛り上げます(笑)。
A先生:経験を重ねて身についたかなと思います。
A先生:保育者と子どもという立場を保ちながらも、子どもと一緒に楽しんだり、時には一緒に泣いたり、対等に言い合ってみたりだとか、先生ではあるけれども、身近な信頼できる存在になれたらいいなということを目標にしています。先生だからといって上に立つだけでなくて、子どもの気持ちに寄り添ったり同じ目線に立って色々楽しむことができたりする保育者になりたいと思っています。
E先生:子どもと一緒に楽しみながら日々の生活を過ごしていく中で、基本的なことを身につけていってあげられたらと思っているのと、できなかったことが徐々にできるようになっていく過程を一緒に喜ベる関係を築けたらいいなと思っています。