東川口鳩笛保育園を兄姉が在園・卒園している中、下のお子さんの入園を決めて頂いた理由を教えて下さい
I父:長男が楽しそうに保育園に通って卒園したのでここしかないと思いました。他の選択肢は無かったです。
S父:第3子が生まれたときに市外へ引っ越しをしたため、第3子は東川口鳩笛保育園に入る条件から外れてしまったので最初は私の職場に預けていたのですが、その後はさいたま市の認可保育園に預けていました。妻が言うにはそこの保育園から「愛」を感じなかったと(笑)。逆に言えば東川口鳩笛保育園には愛があったんだろうなという言い方になると思います。慣れていると言えばそれまでですが、細かいことで違いがあるのは当たり前なのですが総合的にみて東川口鳩笛保育園の方が「愛」があると感じています。
K父:他の小規模保育園を利用していたのですが、本音を言うと自宅から圧倒的に近いというのもあります。あとは保育園の中に親も入って中の様子を知れるのは大きかったです。前の保育園は入り口で子どもを渡すだけで、中の様子は外からしか見られなかったんですよね。中に入って、自分の目でどういう保育をしているのかを見られるというのは良いと思います。
保育者への感想はどうですか?
K母:いつも先生達が楽しそうに子どもと笑顔で接してくださっているのがまず印象としてはぱっと思い浮かびますね。それから、ちゃんと理由を説明して叱ってくださっているんだなというのも感じます。帰宅後の次女の話を総合して想像すると元気すぎてなんかやらかしちゃったんだろうなという時に、きちんと説明して叱ってくださっているのだなということを、本人からの説明で感じます。楽しい時はいっぱい遊んでくださって、ダメな事はちゃんと叱ってくださっているんだなというのは有難いです。
S母:先ほど主人が言ったように「愛」を感じるというのはあります。保育室の壁面に掲示してある誕生日の制作写真や発表会、運動会の時にいただくメダル、式次第なども含めて手作りをされているのを見ていると、愛情を感じます。他の保育園ではここまで手作りではなかったりするので……。それから、(子どもが)保育園に行きたくないって事が基本的になくて、逆に保育園を休む事を嫌がる事の方が多かったので、保育園が好きなんだなというのが伝わってきました。なので休みを取らずに行かせてあげたいって気持ちもありました。先生達も優しいですしね。
K父:笑顔だよね。
I母:重複するかと思いますが、一番感じるのは先生方がいつも笑顔で朝のお迎えをしてくださったり、あとはお迎えの時も1日の様子を教えてくださったりしてくれるので、とても丁寧だなという印象があるのと、クラス担任の先生じゃなくても全員の先生達が妹の事だったり兄の事だったり色々な子どもの事を知っててくださるので担任の先生以外の先生からも「妹さんこうでしたよ~」っていう言葉をかけて頂けるのはすごく有難いなって思っています。
保育内容に関しては印象に残っている事はありますか?
S母:運動ですね。次女の抜群の運動能力の上がり方を見ていてびっくりしたので。
園長:次女さんは別格でしたね。
S母:私はわかんないんですけど、長女の時はそこまでなかったので。ここまで逆上がりが出来る事が自慢になって自信になって、跳び箱8段飛べる事は今でも次女の自信になっていてます。それを見ていると運動に関してすごいなって思います。逆上がりなんかは多分小学校でも出来ない子もいるので運動に関して言うならばそこはすごいなと。自信を持たせてあげられた1つにはなったかなと思います。
K母:次女は長女と違い家庭教育にだいぶ不足があり、通信のタブレット教材とかも特に何にもやっていないのですが、気が付いたらハサミが上手になり、気が付いたら平仮名が書けるようになっていて。制作がすごい好きみたいで、1年間終わった時に1年間分の制作物を持って帰ってくるのを見て、始めはこんなだったのが終わりの方になるとこんな事まで出来るようになるんだと。時々保育園の玄関先に飾っていただく制作物とかを見て手先の細かな作業とかもこんな小さなうちからやってるんだなと思いますね。それから家ではやってあげられないダイナミックな制作とかも保育園でやってくださるので。印象に残ってるのがビニールか何かを利用して、そこを自由に描くといったようなことをやってくださったことですね。家では絶対にやってあげられない事をして頂けるのはいいなと思います。
I母:重複してしますのですがやっぱり運動をこの幼い時期、早い時期に取り組んでもらえるのはすごく有難いなと思います。妹は兄と違い運動が苦手なので、鉄棒で少し足が上げられるようになったとか、そういうことを話してくれると日々の成長を感じるなと思うのですごく有難いです。それと、さきほどKさんが話をしていましたが指先を使っている活動がとても多いなって印象を受けました。ハサミをつかったり絵の具を手で書いたり。本人もすごい楽しそうで、アプリで配信される写真を見ても楽しそうでいいなと思います。一番印象に残っているのはオリンピック(運動会)で大きな壁面を描くのはすごい達成感もあっていいなと思います。
K父:自然をすごく楽しめるのも良いと思います。公園行ってどんぐりを拾ったり、虫の観察をしたりしますよね。そのおかげで次女が虫の名前を覚えたんです。都会の中で自然を教えてもらえるのは大切だなって。あとは収穫体験とかも楽しんでいたのでずっと続けてもらえたらなと思います。
K母:去年は大根を掘れなかった(大根掘りが4歳児以上の為)けど、お土産を持って帰ってきました。それを次女が嬉しそうに伝えてくれました。「大きいお兄さんお姉さんが掘ったやつなんだよ~。来年は私も行くんだよ~。」って。上の子たちの動きを見ていて、いずれ私もそうなりたいって関りがあるのは保育園だからなのか東川口鳩笛保育園だからなのかわからないけど、上の子を見て憧れるというのは素敵だなと思います。
保育園の準備でお聞きします。ちなみにお父さんとか保育園の洗濯物やられてますか?
3家族父:大いにうなずく
ではお父様たちにお聞きします。保育園の登園準備や洗濯物はどうでしょう?
I父:日々の洗濯物や準備で量が多いと思ったことがないかな。オムツをしてたころは荷物が今より多いかなと感じていましたけど、だんだん年齢が上がってくるにつれて減ってきてるので多いと感じた事はないです。
S父:他保育園だと汚れものが本当に汚れたままのところもある。もちろん東川口鳩笛保育園も絶対に汚れていないって意味ではなくて、洋服にもっと食べ物がいっぱいついていたりとか本当の「泥」みたいな感じでついていたりすることもあるので……。こちらでははちゃんと洗ってくれていたので「あれ?こっち(の園)とそっち(の園)は違うぞ」みたいなことはありました。しょうがないんだろうなとも思いますが。他保育園で洗ってもらったのはいいのですが、ハイターのようなキツい匂いがついてしまっていて、その匂いが家で取れなくてすごく困った事もありました。それも子どもが沢山いるのでしょうがないと思うのですが……。洗濯物が出ることに関しはいたしかたない事なので正直困ったっていうのはないですね。
K父:洗濯物は気にならないですね。思い出に残っているのはオムツの名前書き。腱鞘炎になるくらいすごい書きましたね。途中で改良版としてハンコを購入してきたんですね。これは楽になったなと。でも苦ではなかったですね。物に関しては共用の物を使うと大切にするって感覚をもってくれるんじゃないかな。共用の物も自分の物も大切にできるといいですよね。例えば箸とかコップとか、そういうところは今まで通り自分の物を使わせた方が良いのかなと思って登園準備をしています。
保護者の負担を減らす為に懇談会や進級説明会などは必要最低限の開催としバザーやPTAのような保護者会はなくし、なるべく保護者の負担を減らすように心掛けているのはどう感じますか?
I母:ないに越したことはないです(笑)。周りのお母さん方からPTAとか父母会などで園に行って準備するのが大変だと聞きます。ここは必要最低限にしてくれているので、働く身としてはとても有難いと思います。だからと言って保育園の中が見えないというわけではなく、保育体験などで機会を設けて頂いているので私としては特に不満はありません。
S母:同じで困ったことはないです。進級説明会ではちゃんと次年度の説明もあるし、懇談会では(クラスで)こんなことしますよって言ってくれて保育内容がわかるので困ったことはないです。逆に他の保育園では懇談会も進級説明会もないので逆に不安です。プリント1枚で「次年度はこんな感じになりますよ」でおしまいなので「ちょっと待って」って思ってしまいます。内容も「次年度はこんな物が必要になるのでご準備下さい」だけなので、準備するのはわかるけど、それ以外の説明がないから不安になります。
S父:私は進級説明会に何回か出席させて頂いたことがあるのですが、園長先生が何を考えてるいのかを直に聴くことができて、それはとても大切なことなんじゃないかなと思います。紙ベースでも全然良いですし、決まり事も細かく載っているのは大切かなとも思いますけど、年1回くらいは園や園長先生が何を考えているかを聞かせてもらうっていうのは子どもを預ける側としてはあっても良いのかなと個人的には思います。その日に休みを取って参加するのは人によっては大変かもしれませんが、直接考えが聞けると参加した甲斐があるなと思います。
S母:4月で長男が行ってる他保育園の園長先生が変わったんですけどしゃべった事もないです。前任の園長先生ともまともにしゃべった事がありません。こんなにフランクに親近感を感じながら話す事はないですね。初めて入園して初めて年度が上がる親御さん達からしたらわからないと不安になると思います。私たちは兄姉がいるから不安に思わないんですけど、一番目の子の進級は不安を感じる事があるかなと思います。資料がしっかりとしていれば大丈夫だと思います。
K父:必要最低限で良いですね(笑)。IさんとSさんのお父さんがスーパーマンに変身したお泊り保育。ああいうのが普段説明会などか少ない中でもそういう行事などにお父さん達も入って行ける機会があるのはいいですよね。お母さんたちも保育に入れますもんね。説明会とかで改まって聞くんじゃなくて、保育体験を通じて「あれってなんですか?」など質問できるのも良いと思います。自分の都合に合わせて保育体験で保育に参加して色々と気軽に聞けるっていうのは良いと思います。
K母:姉が入園する時はすごい不安だったのを覚えています。入園する時に何を準備するのかっていうのがわからなかったので。ものすごい緊張しながらここにきて入園準備の話を聞いていたのを覚えてるんですけど、すごい丁寧に説明をして頂いたのと実物のサンプルが出ていて、今Sさんが話していて思ったんですけど、兄姉がいるからこの保育園が1年間どう動いていくか、先生達が子どもをどう保育していくか知っているから不安はないですけど、そういう点では丁寧な説明は有難いと思うのが一つと、この家族間(Sさん、Kさん、Iさん)がこんなに仲良くなったのはSさんが声をかけてくれたからなのですが、そのおかげで素敵な卒園アルバムを作ることも出来たし個人的にすごいお気に入りになりました。それまでの関係があったから直接どんどんやりとりも出来た。保護者間のつながりを作る為に父母会が欲しいというわけじゃないし、積極的に園を介して他の保護者と連絡をとりたいというわけではないけど、保護者間のつながりは子ども同士のつながりにつながっていくのかなと思ったりはしています。
S父:家族同士で会ったりイベントの話をしたりすると子ども達も楽しみにしてくれます。当然自分達もそれは嫌なわけではないので。お父さん同士で元々繋がりがあったので、先ほど話に出たお泊まり保育への参加だったりっていうのは別に億劫じゃなかったですね。
令和2年度から本格的にICTを稼働させたのですがどう感じていますか?
K父:写真で一日の様子を見られるのは良いですね。毎日何をしているのかというのがわかります。良い所は気軽に毎日見られる所ですね。デメリットとしては……
K母:アプリで連絡するの忘れちゃうんですよ。しょっちゅう体温とか送迎情報を送信し忘れて、「あぁ。また入れるの忘れた」って。朝送信する体温や送迎情報は給食の関係で9:00までに送って欲しいっていうのがあるんですけど、子どもが行っちゃった後にハッと気づいて送ります。あとはPDFになったお知らせ関係はほぼ読み漏らしてます……。「そうでしたっけ?」とか「いつまででしたっけ?」というのを度々お迎えの時にさせて頂いています。正直使いこなせていなくて、アプリで使っている項目は日々の入力と先生達からの連絡だけでほぼ資料室は見れていません。
I父:確かにお便り関係は見忘れる事が多いです。紙ベースの方がインパクトがあるケースもあります。
園長:私もPDFに関してはメリット・デメリットがあると思います。メリットとしてはなくさない。デメリットとしてはiPhoneやスマートフォンだと見ずらいとは思っています。ただし資料を渡した、貰ってないというケースもあったので非常に悩ましい所ではあります。手書きの良さもあるので全てパソコンに頼るのも考えどころなのかなと。これは今後の課題として残させて頂きます。
S母:お便りがスマホだと頭に入ってこないんですよね。紙の方が頭に入ってきます。
I父:貼り付けておくと見やすいですね。
I母:小学校は紙ベースなので大事な所はここかなって自分の中で常に目を通すことが出来るんですけど、携帯だとそこを開かないとみることが出来ないので配信された時に見て、閉じたらおしまいってなってしまいます。
S母:スクショはするんです。でも、なかなか頭に入らなくって……。
K父:重要な書類は紙ベースで配布した方が良いかもしれませんね。
K母:献立はいらいなけどね~(笑)。
S母:私は欲しい(笑)。3つ(小学校、当保育園、他保育園)見返せないので。一応、今日は何だろうって全部見て把握したい時がある。でも毎日は見ていません(笑)。
K母:アンケートはアプリの方が楽ですね。
I母:集計するのも簡単になってそうですしね。
K父:集金(請求)関係は断然楽になりましたね。
園長:アプリと紙のバランスは今後の課題として今日は持ち帰ります。
K母:ICT関係とはちょっと違うんですけど、令和2年度はコロナの関係でYouTubeとインスタライブを相当やってくださったじゃないですか? 仕事中に見ることができて嬉しかったです。
0歳児から就学まで連続性と規則性を持って保育を行っています。兄姉で卒園児がいますが就学に向けての印象はどうでしたか?
K父:外の公園とかに連れて行ってもらってるじゃないですか。そうすると道を覚えるんですよ。なので小学校に行くルートとか、ここお姉ちゃんの学校だよねとか言うようになってきているので、少しずつ場所を覚えるという意味では外に色々と連れてって頂けると通学に向けて見た事のある場所(道)ですとか、特に1年生はどこに行っちゃうか心配なので良いと思います。
S父:集団生活でクラスの皆と一緒に色々な事をやる中で、良い事も悪い事もあると思います。先生がその都度指導してくださっているので、あとは本人の受け止め方かなと思います。小学校は最初は授業とかに集中できる環境でもない時もあるんですけど、それを保育園でやってもらいたいというのは個人的に保育園に求め過ぎかなと思います。就学に向けてあれこれではなく、日中特定の場所に通うって事が規則的になってくれればその延長で小学校に楽しく行けるのかなと思います。
S母:最後の方(きりん組の後半)になると保育者が伝達事項をあえて保護者に伝えずに子ども経由で伝えるようになるじゃないですか。なので子どもからの発信を待っているんですけど、いつになっても言って来ない時があるから大丈夫かな!?って思う時もあるし、連絡内容を見て「あれそうだったの!?」ってなる時もあるので少し不安になる時はあります。朝の日課活動で取り入れている「静」と「動」の動きで集中力を高める時間や静かにちゃんとできる時間をきっちりと分かってくれてると良いなと思います。
I母:入学してから話を聞けるかどうかは大事だと思います。日課活動ではないですがフラッシュカードで集中する、聞く、動く、とか「静」と「動」でメリハリが出来るのは良い印象を受けています。私も別に勉強をやって欲しいとか全然思っていなくって、むしろ保育園に毎日行く。皆との生活の中で仲良くする。喧嘩したときは謝るとかを学んでもらって大人数の中(学校)に行ってもらえれば良いと思う。勉強ではなく集団生活とか友だち関係や人間関係を築いてもらえるのが一番だと思います。
最後に、保育園の入園を迷っている方に伝える一言は何かありますか?
S父:他の保育園も見てきた自分から言えることは、先生が悪くないよと。本当は「良い!!」と言いたいのですが、先生達が本当に悪くない人達だよって伝え方になりますね。
S母:先生達の仲が良い。愛がある。本当に愛があると思います。
I父:子どもをすごく大切にしてくれているというところですね。子どもが楽しく毎日行ってくれるだけで安心するし、楽しいって事は先生達が子ども達に愛情を注いで見てくれている証拠なのですごくいいなと思っています。
I母:私も同じで先生かなと思います。先生が一人ひとりをよく見てくれているのでおすすめが出来ると思います。
K父:笑顔ですね。職員同士が仲が悪いと子どもに伝わっちゃう。主任とか上の先生達がちゃんと下の先生をまとめて、下の先生達が笑顔じゃないですか。担任やフリーの先生が暗い顔だとちょっと嫌だなって思うんですけど、そういった先生達が笑顔でやっているという事はやっぱ園全体で笑顔なんだなって思います。
K母:子どもが好きで通う保育園。次女は嫌だって言ったことがないので本当に好きなんだと思います。